こんにちは

今日は虫歯のお話を少しさせていただきたいと思います。

一般的に「虫歯=痛みがある」という認識が多く痛みが出てから歯医者に行くという方も多いと思いますが 虫歯には「進行の速い虫歯」と「進行の遅い虫歯」がある事をご存知ですか?大人の虫歯は進行の遅いタイプのものが多く気づいたら神経にまで達していたという事もよくあるのです。

虫歯は虫歯菌から出る酸により歯の表面のエナメル質を溶かしていく病気ですが子供の歯は大人の歯よりも柔らかく神経も太いので痛みを感じやすく虫歯の進行がとても速いのが特徴です。しかし大人の歯の虫歯は痛みが出にくくじわじわと進行していくケースが多いため自覚が無いまま気づいた時にはもう抜歯しなければならない・・・なんて事もたまにあるのです。なので痛みが無くても黒くなっていたり違和感を感じたら歯科医院で相談するようにしましょう。

また 明らかに歯に穴が開いていて黒くなっているのに痛みは全く感じない、、とか 最初は痛かったのにしばらくしたら痛みが引いた、、、というケースはすでに神経が死んでしまってる場合が多いです。歯の神経が死んでしまうと虫歯は進行していても痛みを感じる事はありません。この状態は「C4」と言われ虫歯の最終段階となります。従って痛みがないからと放っておいてしまうと虫歯菌がどんどん歯の深くまで進行し 歯茎が腫れて膿が溜まり蓄膿症を起こしたり 最悪の場合は虫歯菌が血液に入り込み全身に巡り脳梗塞等の深刻な病気を引き起こす事もあります。虫歯は一度進行してしまうと痛みが無くなっても治る事はありません。必ず歯科医院で治療してもらうようにしましょう。

さて いかがでしたでしょうか?大人の虫歯は進行が遅く気づきにくい場合が多いです。そのため歯医者に行く機会をついつい先延ばしにしてしまいがちで手遅れになってしまい神経を取ることになってしまったという事も多々あります。痛みが無い状態でも黒ずんでいたり違和感を感じたらその時点で歯科医院に診てもらう事をおススメします。また普段から定期的に歯科検診に行く事で虫歯の予防にもつながりますので一生自分の歯で美味しく食事をするためにも 歯の健康に気を使っていきましょう。

当院では 皆様の歯の悩み事にスタッフ全員が丁寧に対応いたします。まずはご相談だけでも いつでもご連絡お待ちしております! 

T.O       

うりゅう歯科・矯正歯科クリニック