食事と歯並び
こんにちは。猛暑の中、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
お子様の夏休みも後半、当院も朝から晩まで賑やかに診療しております。
お子様の検診では、虫歯のチェックと一緒に歯並びのチェックもしています。 歯並びが悪くなる原因の一つ、食事についてお話ししたいと思います。
永久歯の大きさは遺伝的に決まっていますが、顎の大きさはどんな食生活をして行くかで変わってきます。柔らかいものばかり食べたり、食材をあらかじめ小さく切り過ぎでしまうと、前歯を使わずにそのまま奥歯に行ってしまいます。噛む回数が減るのことで、口や顎周りの筋肉が成長不足になってしまい、結果、永久歯が並ぶスペースが足らないまま、萌えかわりを迎えてしまうのです。
お子様が食べやすいように、小さく食材を切り過ぎていませんか?トロトロに煮過ぎてはいませんか? まず一口分を「がぶり」と前歯でかじらせてから奥歯でしっかりすり潰す、そして飲み込む。ここまでが一つのトレーニングです。そのためには、食材の大きさから見直して、柔らか過ぎず、歯応えのあるものや繊維質のものなどオススメです。今の時期、湯がきたてのトウモロコシなど、美味しいですよ〜(^○^)
まずは前歯を使うことです。しっかり成長させましょう。
是非始めてみて下さい!
(N.U)