いつもぼ〜っと口が開いているひと

笑うと前歯が出るひと

歯並びがデコボコなひと

綺麗な歯並びの美しい口元とだらしない口元

どのようにしてこの違いがうまれて来るのでしょう?

哺乳〜離乳食〜乳児食〜幼児食  そして普通食へ

下の前歯が生えはじめる生後5~6ヶ月から20本の乳歯がそろう3歳までの間に少しずつつくりあげていきます。

つまり

この時期がとても大切です。

話す 飲む 食べる

お口には生きていくための大切な機能があります。

口元はその人の知性を表します。いつまでも美しく素敵な笑顔で、一生自分の歯で美味しく食べられるように

大切なお子さまのお口の育て方を少し紹介します。

哺乳期 

赤ちゃんの哺乳…実はきれいな歯並び 良い噛み合わせ そして美しい口元に大きく関わってきます。

哺乳運動は吸着 吸てつ 嚥下に分かれます。

吸着とは、唇と舌で乳首 乳輪部をとらえ 密着状態を維持することで、吸てつとは舌で乳首を圧搾吸引して母乳を絞り出すこと、この時に気をつけるのが、頭の向きです。出来るだけ赤ちゃんが正面から吸いつけるように抱く事で、左右バランスのとれた唇が出来上がります

まっすぐ吸着出来て初めて左右均等に吸うことが出来、バランスの良い口輪筋と頬の筋肉が作られます。

これが後で歯並びにも 大きく影響してきます。

次に嚥下(飲み込み)

横向きに寝たままコップで水を飲んでみると、首を捻った状態では飲み込みにくい事が分かると思いますが、赤ちゃんも同じでなるべく縦に抱っこして飲み込みやすくしてあげてください。

寝ながら飲んだり横向きに飲んだりがずっと続くと、誤った嚥下 誤った舌の動きが身につきます。顎の広がりにとって大切な舌が毎日誤った動きをしていると顎が広がらず、きれいな歯並びにはなりません。

毎日の正しい哺乳こそがきれいな歯並びを作る第一歩です。(ウ)

うりゅう歯科・矯正歯科クリニック